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不純物の別荘

鬱憤をぶちまけるための隔離施設。HPのタイトルは小手川ゆあの極楽刑務所とかいう感じが好きだが、無限牢もある、自分は歓楽街とか無法街みたいな感じにしようとか思っている、ダークエデンならばクール過ぎる、白夜劇団かグランギニョルなんだよなぁ。第三の選択もあったはず。

詩人からの拝借と矛盾を有する事

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詩人からの拝借と矛盾を有する事


アルチュール・ランボー「フレーズ」(『イリュミナシオン』所収)
ランボーを訳す。
フレーズ
驚いた私たちの四つの目に、世界はやがてひとつの黒い森にまできりつめられるでしょう。二人の忠実なる子どもたちには、世界はひとつの浜辺になり、私たちの明晰な共感には、世界はひとつの音楽ハウスになります。そのとき、私はあなたを見いだすでしょう。
地上にただ一人残された老人が、穏やかで美しく、「前代未聞の豪奢」にかこまれておりますように。そのとき、私はあなたに跪くのです。
私があなたのすべての思い出を実現し終えて、あなたを束縛するすべを心得たひととなっていますように。そのとき、私はあなたを絞め殺しましょう。
自分が無敵なとき、だれも退いたりしないだろう。ハチャメチャに陽気なとき、だれも馬鹿になんかされないだろう?
最高に意地悪なとき、もうだれもどうすることもできないだろう?
着飾るがいい、踊るがいい、笑うがいい。それでも俺は決して「愛」を窓から放り出したりしないだろう。
女友達、乞食女、ものすごい子ども! おまえにはどうでもいいことだ、こうした不幸な女たちも駆け引きも、そして俺の当惑も。
おまえのそのありえない声を上げて、俺たちから離れずにいろ。おまえの声。この卑劣な絶望を美化する唯一のもの。
どんよりした、七月の朝。灰の味が宙を舞う。薪の匂いが暖炉にしみ出る。花々は水に浸かり、小径は荒れ放題、運河の霧雨が畑を抜ける。おもちゃと香は、なぜもうなくなってしまっているのだろうか。
俺は鐘楼から鐘楼へと綱を張り、窓から窓へと花輪をつなげ、星から星へ鎖を渡した。そうして、俺は踊る。
高台の沼からは、絶えず煙がでている。純白の日暮れの上に立ち上がるのは、どんな魔女だろうか。そこから降りてくるのは、どんな紫の発葉だろうか。
公共財源が友愛の祭りに垂れ流されているあいだも、バラ色の炎の鐘は雲間に鳴り響いている。
墨汁の心地よい香りをかき立てながら、黒い粉末が俺の眠れぬ夜にやさしく降り注ぐ。俺は燭台の火を落とし、ベッドになだれ込む。そして影の方に向き直り、目の当たりにするのだ、おれの娘たち、おれの女王たちを。

というのをここでもまとめておこう。

1948年、ゲーデルは、アメリカ市民権を取得する。このとき、保証人に名を連ねたのがアインシュタインである。当時、アメリカ市民権を取得するには、米国憲法に関する面接試験が課せられていた。そのため、ゲーデルは、合衆国憲法を一から勉強しはじめた。面接当日、ゲーデルは「合衆国憲法が独裁国家に合法的に移行する可能性を秘めていることを発見した」とアインシュタインたちに語り、彼らを当惑させた。そして、移民審査をする判事から「あなたは、独裁国家(ナチス・ドイツに併合されたオーストリア)から来られたのですね。我がアメリカ合衆国ではそのようなことは起きませんから、安心してください」と言われた際、ゲーデルは、即座に「それどころか私は、いかにしてそのようなことが起こりうるのかを証明できるのです」と答えた。そのため、その場に付き添っていたアインシュタインたちが慌てて場を取り繕うという一幕があった

とあるが、

歴史上で最悪の出来事が起きたのは、人々が自分の頭で考えるのをやめ、他人の考えを聞くようになり、さらには他人に追従するようになった時だった。それが独裁者の台頭を許してしまう。
ドナルド・トランプ     第45代アメリカ合衆国大統領、実業家

ともある。

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